CASE 01|デザインに不満があり、他と比べ見劣りする
Webサイトはファッションのように、一定周期で移り変わる「トレンド」が存在します。確かに古いデザインだと他サイトと比較して見劣りする感覚は否めませんが、Webデザインのトレンドとは単に「見栄え」や「デザイン性の良し悪し」という表面的なものではなく、もっと本質的な意味で重要なのです
例えば、10年以上前のWebサイトはグラデーションを多用した立体的な「リッチデザイン」と呼ばれるデザインが主流でしたが、その後は「フラットデザイン」と呼ばれる、シンプルで平面的なデザインが主流となりました。そこには、スマートフォンやタブレットといった複数の新しいデジタル端末に対応(マルチデバイス化)するための「開発の効率性」だったり、ユーザーのリテラシー向上に伴う「無駄な情報を省いて、必要な情報だけを取得しやすいデザイン」といった合理的な背景が存在しました
つまり、テクノロジーの進化と共にユーザーの意識や行動も変化し、デザインに対しても「変革」が起こるわけです。そして昨今においてはUI/UXと呼ばれる概念が重要視されるようになりました。平たく言えば…
●誰もがストレスなく情報を探せる様に、Webサイトを分かりやすく快適に操作できるものにしよう(UI)
●ユーザーが快適に欲しい情報・商品・サービスに辿り着ければ、共感性や購買意欲の向上に繋がる(UX)
という考え方です
世の中には時代を感じるWebサイトも多く存在していますが、UI/UXを満たすうえで、ブランドイメージを損ねないものであれば、然程問題ではありません。むしろ着目すべきはもっと本質的なところにあり、デザインにおける理論を考慮せずに作られたWebサイトは、昨今の目の肥えたユーザーからは「使いづらいサイト」と判定され淘汰されかねません。Webデザインとは、あくまで使い手となるエンドユーザーの目線に立って設計することが重要だといえます
ディサイドが提案するUI/UX設計
人間工学に基づいたデザイン設計
Webデザインは細かな理論の集合体です。レイアウト(ロゴ・メニュー・コンテンツ)、文字(サイズ・行間・文字間)、色の使い方など、全てにおいて意味があり、人間の意識や行動に大きく働きかけます。ディサイドではこれら理論をWebデザインに取り入れ、UIの最適化およびUX向上を図ります
ディサイドのWebサイト制作の詳細・料金CASE 02|サイトがスマートフォンに対応していない
スマートフォンからWebサイトを見ると、小さくて見づらい、または表示が崩れているといった経験はないでしょうか?その理由は、そのWebサイトがスマートフォンの表示に最適化されていないということに他なりません
かつてはインターネットはパソコンから利用することが通例であり、Webサイトもパソコンで閲覧することを前提にデザインされていました。しかし、iPhoneの発売と普及をきっかけにスマートフォンからの利用者が増加し、ついに2017年にはスマートフォンがパソコンからの利用率を追い越すこととなりました
“2017年のインターネット利用率(個人)は80.9%となった。また、端末別のインターネット利用率は、「スマートフォン」(59.7%)が最も高く、「パソコン」(52.5%)の利用率を上回った” 引用元:総務省|平成30年版 情報通信白書|インターネットの利用状況
そして、2022年の調査においてはスマートフォンからの利用率の方が22.6ポイントも上回っており、僅か5年の間に大きな差が生まれているのです
“2022年のインターネット利用率(個人)は84.9%となっており、端末別のインターネット利用率(個人)は、「スマートフォン」(71.2%)が「パソコン」(48.5%)を22.6ポイント上回っている” 引用元:総務省|令和5年版 情報通信白書|インターネット
つまり、今現在はスマートフォンでインターネットを利用する人の割合が多く、Webサイトの対応も必須だといえるわけですが、もし対応をしていない場合「サイトが見づらい」「ボタンがタップできない」といった弊害だけではなく、さらに重大な問題が起こり得るのです
それは何かというと、検索エンジンの最大手であるGoogleが、2018年3月よりMFI(モバイルファーストインデックス)と呼ばれるプログラムへの移行を始めました。これを簡単に説明をすると「インターネットの検索結果はモバイル(スマートフォン)で見るWebサイトを参考に評価するよ」という仕様の変更です
私たちがインターネットを利用する目的は「情報を得る」という動機に基づくわけですが、検索結果はリストで表示されるので、上位に表示されるWebサイトの方が多くの人の目に入る(=反響を得やすい)というわけです。これまでは、この順位評価が「パソコンから見たWebサイト」だったものが、MFI移行によって「スマートフォンから見たWebサイト」へと基準が変更となりました。すなわち、スマートフォンに最適化されていないWebサイトは検索順位を大きく落とすこととなり、ご自身の発信する情報・サービス・商品を知ってもらえる機会を失う可能性があるのです
ディサイドが提案するスマートフォン対応
レスポンシブデザインに標準対応
スマートフォンの普及前や過渡期は、パソコン用サイトとは別に、スマートフォン用あるいはフィーチャーフォン(ガラケー)用サイトを別に作るという方法が一般的でした。しかし、この手法は実質2つのサイトを制作・管理する必要があるため、現在では1つのWebサイトをデバイスの画面サイズに応じて変形する「レスポンシブデザイン」と呼ばれる方法が一般的です。この方法は制作に手間が掛かるため、なかには別料金として取り扱う制作会社も存在するのですが、ディサイドでは既に制作フローを確立させているため、標準でレスポンシブデザインによるWebサイト制作を行っております
ディサイドのWebサイト制作の詳細・料金